文書保管庫としての倉庫の利用について

小さな会社を経営しています。業務で発生する文書を段ボール箱に詰めて、近所のビル内にある貸倉庫に保管していました。もともと大手の文書保管サービスを使いたいと思っていて、営業を呼んで話を聞いたりしたのですが、最終的にいろいろな法制などを調べて、重要な文書は電子スキャンし、原本を近所の倉庫に入れるという形式になりました。
大手の営業が言うには、倉庫業界には倉庫業法という法律があって、文書の保管に供するための貸倉庫についての規定がいろいろあるそうです。その中に火災保険必須という条項があって、大手の倉庫は消火設備や火災保険が完備されているから安心なのだとか。しかし、自分で法律を調べてみると、消火設備はいいとして、火災保険は燃えてしまった紙の価値しか補償されないということがわかりました。どんなにビジネス価値がある文書でも、燃えたときに保障されるのは数百円です。これでは保険の意味がありません。結局、こういうサービスは法律で何年保管しなければならないと定められている文書を保管する場所にすぎず、もし火災にあった場合は原本を喪失していても公に対して申し開きができる(のだと思います)のが価値であって、本当にあとから読む必要のある文書は、自分でリスクヘッジのできる形で管理しておく必要があるのだなと感じました。その結果、安い近所の貸倉庫と、デジタル保管という形を選択しました。